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WORKS施工事例

2024年2月6日

運転手編 その3

お疲れさまです
今回は「運転手編 その3」として、オイルについてお話しします。
皆さんもよくご存知かと思われますが、よく「6000キロか6ヶ月ごと」と言われます。
さて、ではオイルの役目とは何でしょうか?
大きく分けて4つの働きがあります。

それは
①潤滑
②冷却
③密閉
④洗浄
と、なります。
①の潤滑に関しては皆さんの想像通り金属と金属の摩擦を低減するためのモノですね

次の冷却ですが、その名の通り過熱したエンジン本体やその部品を冷やしてくれます。
高負荷のディーゼルエンジンやスポーツタイプのエンジンなどはオイルクーラーなどもついていますね?

で、密閉なんですが普通のエンジンはシリンダーという筒のなかをこれまた筒状の、ピストンなるものが往復運度してます。このピストンにはピストンリングという輪っかがはまっていてそれが爆発の圧力で広がりシリンダーに押し付けられて密閉されるんですが、その隙間にエンジンオイルがあることで密閉度が高まるんです。
話してるだけでややこしいですねww
まーピストンもシリンダーもピストンリングも金属ですから隙間があるんですよ。
ぞいつを液体であるオイルが塞いでくれてると。
もーヤヤコシクても納得して下さい(笑)
そーゆーものです。

はぁ….疲れました(笑)
で、最後は洗浄ですね。
これはサクッとそれらの爆発で出たススや汚れを洗い流すって事です。

で、コレらの役目をオイルがしてくれると。

なので
何故6ヶ月かというと、
まずは酸化です。
高熱で混ぜくり返されて酸素に触れることで酸化します。
何故6000キロかというと、燃焼ガスに晒されてススや汚れが付くからです。

ですから
「いやー6ヶ月たったけど
まだ大して走ってない」
とか
「だいぶ走ったけどまだ6ヶ月たってない」
とか
いやいや、どちらかに達すれば換えて下さい。
勿論、換えなければすぐに壊れるとかって事は無いですよ。
でも、コレさえ守れば長持ちします。
えぇ、車屋さんが嫌がるほど長持ちします(笑)
そして、これを守れるなら高いオイルは必要ないです。
そのエンジンに使えるオイルならさして高いオイルじゃなくていいです。
いやーそりゃ高けりゃそれなりには良いんですけどねww
まぁ値段よりも適正な時期の方がはるかに大事ってことです。

 

次はオイルが減る場合ですが、どこかから漏れているのでなければ大抵はピストンリングの摩耗です。
で、なければバルブの所からシリンダーに入って燃えてます。
どちらの場合も排気ガスが青っぽく煙ってますから分かると思います。
また、どちらも修理代は高く付きますね。
買い替えるのも1つの考えですね。
あと、たまにオイルが増えるとこともあります。
ガソリン車ではあまりありませんがディーゼルエンジンではたまにありますね。
これは燃料がエンジンオイルに落ちているときです。
これもピストンリングの摩耗が主な原因です。
これもオイルの粘度の不足を招き致命的な故障となります。


あと、絶対に気を付けないといけないのがオイル警告灯です。
これが一瞬でも点いたのを見たら絶対に交換なりそれが出来なければ補充をして下さい。
オイル警告灯はオイルの量を示しているのではありません。
オイルの圧力を示しています。
つまり一瞬でも点けばその瞬間はオイルが回っていません。
ということは次の瞬間にエンジンが破壊しても何も不思議ではありません。
もう一度言っときます。
オイル警告灯が一瞬でも点いたらすぐに補充です!

ちょっと長くなりすぎましたね?(笑)

皆さんも気をつけて楽しいカーライフをお送りくださいね?

#オイル交換#警告灯#安全#注意